胆石といわれたら

エコーやCTの発達で、症状がないような胆石が見つかることが珍しくありません。本当に症状がない胆石ならば、基本的には経過観察になります。しかし、本当に症状がないのかどうか、しっかりと検討する必要があります。普段かかっているお医者さんの中には、胆石の治療にかかわったこともない医師も少なくないはずです。胆石といわれたら、一度は外科や胆道系を専門にしている内科医などの診察を受けることをお勧めします。

胆石発作は非常に強い痛みが特徴的ですから、そのような経験がなければ症状なしと考えてしまいそうです。しかし、軽い心窩部痛、時に起こる背部痛、なんだかお腹の中がつるような感じがするなど、ごく軽い症状だけを認めることがあります。これらの症状がある場合は、ひどい胆石発作につながる可能性が否定できません。

また、エコーなどで胆石があるという診断がついただけで検査をそれ以上されていない場合もあります。しかし、胆石がある場合、胆石の大きさ、胆石の数、胆石は胆のうの中だけにあるのか或いは総胆管などにも存在する可能性があるのか、胆のうの壁は厚くなっていないか(炎症、腫瘍)、胆道系に先天的異常がないかなどまで検討しておくことが望ましいと思います。そのうえで、どのような治療方針が最も勧められるのかまで考える必要があります。そうなると、胆石の治療経験がない医師では対応ができません。

胆石があるといわれたら、ぜひ外科などを受診してください。

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