漢方に親しむ 「四物湯 71」

皮膚がカサカサで潤いがない。顔色が悪い。爪がもろくて割れやすい。髪が抜けやすい。これらの症状の方に四物湯(しもつとう)を利用することがあります。実際には四物湯に他の生薬を加えた芎帰膠艾湯、当帰飲子、温清飲、十全大補湯その他を使用する機会のほうが多いかもしれませんが、基本となる大切な処方です。

漢方では、気(き)、血(けつ)、水(すい)のバランスが大切と考えますが、その中の血が足りない(血虚)状態を改善する処方となります。文頭の症状は血虚の代表的症状とされています。貧血状態を改善し、血の循環を良くしてくれるとされています。

保険適応病名

皮膚が枯燥し、色つやの悪い体質で胃腸障害のない人の次の諸症:
産後あるいは流産後の疲労回復、月経不順、冷え症、しもやけ、しみ、血の道症。

《生薬構成》地黄(じおう)芍薬(しゃくやく)当帰(とうき)川芎(せんきゅう)

《覚え方》 自社当選

応募していたプロジェクトに、自(地黄)社(芍薬)が当(当帰)選(川芎)した。

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