島の診療所

病院として地域医療に貢献するために、月に何度か島の診療所に医師を派遣している。私も時に行くことがある。船で35分ほどで到着。漁業がほとんどすべての小さな島だ。船着き場の周囲にはたくさんの漁船が係留されている。おそらく釣果のほとんどは島ではなく本土の卸売市場の方へ陸揚げされるのだと思われ、漁港に魚のにおいはほとんど認められない。

ピーヒョロロロと聞こえる鳴き声の主が数羽街灯の上などに留まっている。とびだろうか。野良猫たちもちょくちょく見かける。漁港の猫なら食べるものに困らないと思うのだが、見かける猫たちはそれほどまるまると肥えているわけでもなく、意外と毛並みがよろしくない。栄養状態が良いとは言えないようだ。

高齢化は著しいと思われるが、漁師を継いだ若者もちらほら。その子供も時に見かける。診療所を訪れる人は後期高齢者が主。常勤医を置くほどの需要はないのかもしれないし、雇い入れる予算もないのかもしれない。半日の勤務だったが、船賃と駐車場代などの交通費で手当ての半分以上は亡くなる程度の手当しか支給されないのですからね。

慢性疾患をいくつも抱える高齢者もおられますから、交代ででもこの診療所を支えていかなければならないのでしょう。微力ながら参加させていただきます。

 

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