漢方に親しむ 「柴胡加竜骨牡蛎湯 12」

イライラがあり、不安感があり、不眠や高血圧の傾向があり動悸が気になるという人に柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)を処方します。元気な人向きと言われますが、そこそこ弱っている人にも使えると思います。日常のストレスなどで交感神経系の緊張が高まっているなと感じるときに使うことが多いです。

神経を安らかにし、胃腸を整え、元気をつけるような生薬で構成されています。

《保険適応病名》
比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のあるものの次の諸症
:高血圧症、動脈硬化症、慢性腎臓病、てんかん、ヒステリー、小児夜啼症、陰萎。

《生薬構成》柴胡(さいこ)竜骨(りゅうこつ)牡蛎(ぼれい)人参(にんじん)黄芩(おうごん)茯苓(ぶくりょう)桂皮(けいひ)大棗(たいそう)半夏(はんげ)生姜(しょうきょう)

覚え方》柴胡加竜骨牡蛎湯、二往復軽装、半夏生

暑くなり湿度も高い半夏生のころ、荷物を担いで二往復しなければならないようなときは、軽装にして柴胡加竜骨牡蛎湯で動悸を抑えて参りましょう。というイメージです。

柴胡(柴胡)加竜骨(竜骨)牡蛎(牡蛎)湯、二(人参)往(黄芩)復(茯苓)軽(桂皮)装(大棗)半夏(半夏)生(生姜)

漢方の勉強をしているおかげで、半夏生などという言葉を知りました。夏至から11日目を指しており、稲作農家ではこの日までに田植えを澄ましておかなければならないとされているとか。

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