新規感染者数は減少傾向だけど

日々の新規感染者数をチェックするのが日課になった。表面に出てこない新規感染者はいるのでしょうが、少なくとも明らかに減少傾向を示しているのがうれしい。しかし、新規感染者数が減っているけど、亡くなられた方の数がある一定のレベルでとどまっている。私たちが外出自粛をしている間に、コロナと戦い、力尽きた方が毎日おられるという事実が心に刺さる。

コロナ感染症が重症化する場合は、単なる肺感染症という状態を超え、血液凝固系への影響から多臓器不全へ至るという可能性が指摘されている。腎機能障害を併発している方が多いというデータも、そのような影響があるのかもしれない。

細菌感染の場合もそうだが、重症化すると全身疾患となり、対処の仕方がなくなってしまうことがある。コロナ感染症というのは、そのような全身を巻き込む重症化があるから恐ろしい。

ブラジルの脳天気としか思えない大統領は、いまだに軽い風邪という認識で感染対策皆無という状態と聞く。ブラジルで報告されている感染者数だけでもすでに世界第4位になっているが、把握されていない感染者がかなりいるとされている。この大統領の無策は、トランプの上を行きますね。感染して抗体を得た人が多数となるまで、重症化して亡くなる人には目を瞑るという戦略なのですかね。まあこれを戦略とは呼べないのでしょうが。

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