基本的には体調が良ければオーケー ではないでしょうか

徒然

世の中にはいろいろな単位があります。長さ、重さ、音圧、電流、密度、濃度、時間などを数字として捉えるために、単位なるものが揃えられています。人間がある意味勝手に作り出した単位に囲まれ、私たちは、時にそれに縛られてしまいます。時間なんてものも、人の頭が作り出した妄想で、人間以外の生き物は時間なんか、はなからきにせずに今現在を生きています。今に生きる、なんて修行僧が目指しているものだったりするのでおもしろいですよね。狂いのない列車運行などをみると、すごいなぁと思いますが、それだけ日本人が時間という概念に縛られまくっているのでしょうね。効率的に、時間をきっちり守るという需要があるから、列車運行にもきっちりとした時間順守を求められてきたのでしょう。

縛られるといえば、血液検査などの検査データにも縛られてしまいますね。血液中のコレステロール濃度が正常値よりちょっと多いとかいうことがどうしても気になる方もおられるようです。それは患者さんだけでなく、医者にもおられるようですけどね。検査なんてないむかしなら、絶好調のひとを指さして病気だとは言わなかったでしょうが、今は少し異常値があれば病名がついた病人ということになってしまいます。ちょっとクレアチニンがたかいですから、腎機能障害。少しASTが正常上限をこえていますね、ということで肝機能障害。はい、すぐ病人になります。

しかし検査値が全部正常でも体調の悪い人もおられれば、いろいろ異常値を示しているけど絶好調のひともいます。

検査は正常だけど調子が悪いという方、ぜひ漢方診療を受けてみてください。わりと調子が良くなる方が多いです。

いろいろ異常があって調子も悪い人。診療を受けながら、定期的な検査をするとともに、漢方薬の利用も検討してみましょう。

絶好調だけど、異常値がある人。調子に乗りすぎずに、異常データからどのようなことに気を付ける必要があるか説明をうけて、その内容を実行しましょう。その過程で漢方薬を利用できる場合もあるかもしれません。

血液検査などなかったずいぶん昔から、人の症状に向き合い試行錯誤を積み重ねてきた漢方薬は、検査結果がどうであれ、その人に使うとよさそうなものがたいていあります。うまく利用していきましょう。

まあ、ちょっとした異常値から大きな病気が見つかることがあるのは事実ですから、これまで指摘されたことがない異常が見つかれば当然注意が必要です。しかし精密検査をして明らかな異常がないのなら、調子がいいからいいじゃないか、ということで良いと思いますよ。ただし定期的に検査はつづけたほうがよいですけどね。

血液検査が全て正常でも、死ぬときは死にます。あまり検査データに縛られることなく、しかし体調を良くする意識は持ちつつ、養生して天寿を全うする、というあたりが良いのではないかなぁと思ったりします。

では、みなさんの今日が、微笑みを浮かべられる一日でありますように。

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