オンライン診療

仮想空間と現実空間が融合していくというSociety5.0。そういう社会への流れは変えられないのだろうと思う。医療に関してもそうであろう。実態ある病院という現実の場所がなくても、バーチャルな世界で医療を提供できるようになっていくのは間違いない。

コロナ禍の中で、オンライン診療が注目されている。何年か前からその取り組みはなされているが、実際に病院に足を運ばなくても診療ができるメリットが大きいのである。私の場合、外科診療は対面でなければできないことが多いが、漢方診療はやろうと思えばかなりオンラインでできるように思う。

漢方診療というのは、どのような症状があるか、どのような体質かなどを問いかけ、聞き出す中で、8割くらいは処方が決まってくる。脈を取ったり、お腹を触ったり、舌を見たりするのは処方決定前の最終確認みたいなものである。つまり初診であってもオンラインで、ある程度処方を決めることができるし、再診であれば、症状の変化から同じ処方を続けるか、処方を変えたり加えたりするか、治療終了とするかなどを決めることも可能であると思う。

医師法や保険診療の問題からなかなか簡単に始められるわけではないが、いずれオンライン診療を取り入れた医療提供をしたいと思っている。

より穏やかに生きていくために必要なものは健康である。その健康を少しでも長く維持できるように体調をコントロールするために、一人でも多くの人に漢方の魅力を知ってほしいし伝えていければいいなと思っている。ただどのようにすれば、情報提供を持続的に行うことが可能か頭を悩ませている。個別的に処方をお勧めすれば医師法に触れる可能性があるし、一般論では届かないかもしれないしね。

 

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