昔の旅人は歩いて諸国を回っていたわけですから
大きな川を越えるのはなかなか大変
荷物を頭に乗っけて浅瀬を歩いて渡り必要なら時に泳いで渡る
馬でわたる 担いでもらって渡る 船で渡るなどなど
苦労して渡ることになる
渡してもらう時には川越人足に高い駄賃を払うことになったりする
有名なのは大井川
箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川
などと言われていたらしい
何せ江戸幕府が江戸防衛の砦として大井川を捉えており
橋をかけること許さなかったとのこと
今や車でも列車でも新幹線でもスイスイ渡ることができる
ところがここにきてリニアモーターカーがその大井川を越えられない事態となっている
大井川の水は静岡県にとって大切な水資源であり
掘削工事がその資源確保に悪影響を与える可能性があるとのこと
JR側はその可能性を排除出来なければ工事はストップ
きちっと検討をせずにリニアモーターカー実現に前のめりになり過ぎたのでしょうか
子供のころ科学雑誌にリニアモーターカーの記事が出ていたのを思い出す
なにせ空気抵抗意外の摩擦抵抗がないということで
夢のような乗り物だと感じていた
それはそれとしても
狭い日本でそれほど地上を超高速で駆け抜ける必要なないような気がする
なおリニアモーターカーは大井川を越えるというより潜るということらしいです
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