M-Testでは体を上半身と下半身に分けさらにそれぞれを三つの面に分けます
上半身の 前面 後面 側面
下半身の 前面 後面 側面 の六つに分けるわけです
そしてそれぞれの面に関係する経絡を二つずつ想定しています
M-Testにおける動きのチェックの中で
上半身あるいは下半身のどの面に問題があるかを検討し
その面に関係する経絡への刺激を行うことで
問題の軽減 解決をめざすわけです
経絡などというとなんだかぴんと来ませんが
体に多数分布する刺激ポイントがツボだとすると
関連あるツボ同士を結んでできたラインが経絡といったところでしょうか
M-Testでは12の経絡を利用し
それぞれの経絡の代表的二つのポイント(ツボ)をまずはチェックします
効果のある時はそのポイントを軽く触れるだけで
体の痛みなどが改善することがあります
体の調子を整えるストレッチなどでも
これらの経絡を引き延ばすことをイメージしてストレッチを行う
というような方法もみられます
経絡というものは今のところ解剖学的には証明されていませんが
経絡を想定することによって体調を整える術が得られるなら
人体の見方として取り入れてみてもよいと思います
患者さんの診療を終えた後
時間があれば少し経絡の刺激をしてみることがあります
ほんの少しの刺激で首や肩 腰の痛みが楽になることがあり喜ばれます
せっかく診療に来られているのですから
少しでも体調がよくなって診療を終えることができれば
患者さんも私もちょっといい気分です
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