漢方に親しむ 「桂枝加芍薬大黄湯 134」

桂枝加芍薬湯に大黄を加味したのが桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)です。過敏性腸症候群と呼べるような方で便秘傾向のときに使います。便秘の薬でお腹が痛くなりやすいような人にも使います。また逆に腸炎で下痢気味の方に使って、症状が改善することもあります。このあたりが漢方薬の面白いところで、大黄が瀉下剤として働いたり、抗菌作用として働いたりと体の具合によって表に出る効果が違うことがあるのです。

《保険適応病名》

比較的体力のない人で、腹部膨満し、腸内の停滞感あるいは腹痛などを伴うものの次の諸症:

1.急性腸炎、大腸カタル 2.常習便秘、宿便、しぶり腹。

《生薬構成》桂枝加芍薬湯(桂枝、芍薬、大棗、甘草、生姜)+ 大黄

桂枝湯の芍薬が増量されたものが桂枝加芍薬湯で、さらに大黄が加わったものが当処方となります。

 

 

 

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