漢方に親しむ 「香蘇散 70」

食欲や元気がなくて、しょんぼりくよくよというイメージの方の風邪の引き始めに香蘇散(こうそさん)を使います。香は香附子を示し、蘇は蘇葉を表し、どちらも気の巡りを良くしてうつうつ気分を改善してくれるとされています。適応病名として挙げられているのは、下記のようにわずかですが、胃腸虚弱:お腹が張る、悪心や嘔吐がある、食欲不振その他、神経質:不安、不眠、抑うつ傾向その他、風邪:頭痛、寒気その他、と読みかえていけばかなり適応があります。気の巡りが悪いときには半夏厚朴湯が代表格ですが、虚弱傾向が強い方には香蘇散が合うことがあります。

保険適応病名

胃腸虚弱で神経質の人の風邪の初期。

《生薬構成を覚えるための語呂合わせ》香附子(こうぶし)蘇葉(そよう)陳皮(ちんぴ)甘草(かんぞう)生姜(しょうきょう)

◎控訴官 消沈

大丈夫と思っていたのに控訴棄却され、控(香附子)訴(蘇葉)官(甘草)は意気消(生姜)沈(陳皮)

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