漢方に親しむ 「防己黄耆湯 20」

水太り体形、汗かき、膝の痛みとくると防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)が思い浮かびます。体内の水バランスを整え、皮膚を強くし、胃腸を健やかにするような生薬から構成されています。関節の腫脹、全身疲労感、体が重く感じる、尿量が少ないなどの訴えも伴うことがあります。膝の変形性膝関節症で悩んでいる方が服用すると、症状が軽減することがあります。西洋医学でうまくいかないときに試してみてもよいのではないかと思います。また多汗傾向の人に使うと、汗の出方が軽減することがあります。

保険適応病名

色白で筋肉が柔らかく水ぶとりの体質で疲れやすく、汗が多く、小便不利
で、下肢に浮腫をきたし、膝関節の腫痛するものの次の諸症:
腎炎、ネフローゼ、妊娠腎、陰嚢水腫、肥満症、関節炎、癰、癤、筋炎、浮腫、皮膚病、多汗症、月経不順。

《生薬構成の語呂合わせ》防已(ぼうい)黄耆(おうぎ)蒼朮(そうじゅつ)生姜(しょうきょう)大棗(たいそう)甘草(かんぞう)

◎防己黄耆湯は重症の 多  汗に

防己(防已)黄耆(黄耆)湯は、だらだらと汗が流れ出るような重(蒼朮)症(生姜)の多(大棗)汗(甘草)によいようだ

コメント

  1. […] まずは防己黄耆湯 を試してみます。しばらく使っていると、いつの間にか少し楽になっていることがあります。膝の腫れが取れなくても動きが楽になって、できなかった正座ができるようになることもあります。さらにもう一押しというときは麻黄含有の越婢加朮湯を一緒に服用してもらうこともあります。麻黄は胃に堪えたり、血圧が上がったり、ドキドキしたりといった症状を起こすこともあるので、使うなら最初は少なめから始めたほうがよいようです。 […]

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