漢方に親しむ 「桔梗湯 138」

のどが痛いという時にはうがいをしたり、トローチを口に含んだり、鎮痛剤を服用したりすると思います。そんな時漢方薬なら桔梗湯(ききょうとう)を使うことが多いです。お湯に溶かした桔梗湯を冷まして、少しずつ口に含みのどの痛いところに広がるようにしてから飲み込む、というのを繰り返しているうちに痛みが楽になります。生薬の桔梗に膿を出し、痰や咳を抑える働きがあり、甘草には消炎鎮痛作用を期待しているようです。

《保険適応病名》

咽喉がはれて痛む次の諸症:扁桃炎、扁桃周囲炎。

《処方語呂合わせ》生薬は桔梗(ききょう)と甘草(かんぞう)だけですから語呂合わせの必要もありませんね。のどが痛いというだけで他に困る症状がないときなどに試してみてください。全く効(桔梗)かん(甘草)というこてはあまりないと思います。

コメント

  1. […]  口内炎ができてもしばらく様子を見ていれば治っていくものですが、痛みが強いと日常生活を快適に過ごせませんね。口内炎の薬をくださいと医師に伝えれば、塗り薬や胃薬を処方してもらえると思います。ただし、ヘルペスウイルスによるもの、自己免疫疾患や血液疾患による口内炎もありますから、長引くようならきちっと診察を受けることも必要。  そのうえで、漢方を試したいという場合を考えてみます。  痛みを取るなら桔梗湯でしょうか。お湯に溶かした後冷やし、少し口に含んで口内炎の部分に触れるようにした後で飲み込みます。ただし、桔梗湯は口内炎の保険適応はありませんので保険適応病名がつく場合でなければ処方できません。  通常使われるのは半夏瀉心湯です。心窩部のつかえ感があったり軟便傾向を認めたりする人は普段から手元に置いておき、もし口内炎ができたらその時も服用してみるとよいと思います。通常の体力があるひとの胃薬として使えます。類縁処方で黄連湯というのもよいかもしれません。半夏瀉心湯にくらべて心窩部よりもう少し下のほうに痛みを感じるような場合に良いとされていますが、半夏瀉心湯で口内炎が良くならないときには試してみるとよいでしょう。  高血圧傾向の人ならば黄連解毒湯をためしてみます。お湯で溶かしたあと冷やしてから服用したほうが良いようです。ただしこれは苦いので無理しても飲めない人はやめましょう。  漢方薬は全身の状態を俯瞰してから処方を考慮します。口内炎ができた人に対しても同様です。口内炎以外の症状を目標に処方を選ぶことによって体調が改善し、口内炎もよくなるということもあります。  医師や薬剤師と相談しながら、自分に合った漢方薬を見つけましょう。 […]

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