スタバ気分で じいじのliving alone

一人暮らし

 私は時に自転車通勤をする。先日帰宅途中に急な雷雨に見舞われた。遠方の空は明るさがあるわけだから、これは真夏の積乱雲がやってきたということだろう。運良くスタバのそばを通りかかったので、すかさず雨宿り。「寄る予定ではなかったのだけど、雨に振り込まれちゃって」と言いながら会計を済ませ、コーヒーを手に窓際の席へ。外を見ていると、傘をさしている人、傘をさしながらも雷にビクビクしている人、やはりスタバに走り込んでくる人、雨を避けるように少し顔を伏せ気味に一生懸命自転車をこいで濡れながら走り抜けていく人、軒下で恨めしそうに空を見ている人といった具合に様々である。

 真夏の通り雨と言うのは、昔からあるもんだけど、体感として最近はその頻度が増したように思う。また、雨の振り方も激しいような気がする。小学生の頃、社会科の時間に習った熱帯の国々のスコールといった感じだろうか。天気予報が晴れであっても、積乱雲が形成され、局所的に雷雨が襲ってくるといったことがあるので、油断できない。地上が35度以上になるような日だと、上昇気流がも勢いよく空高く登り詰め、一気に積乱雲を形成してしまうのかもしれない。外に出るのも危険だと感じるほど暑い日もありますからね。

 最近は便利なもので、スマホで雨雲の予想位置が局所的に提示される。それを見ると今回の雷雨の源となる。雨雲は1時間ちかく通り過ぎるのにかかるようである。ではと鞄の中の本を取り出しゆっくりと読み始めた。図らずも、ゆっくりと本を読む。穏やかな時間を持つことができた。予想通り1時間ほどでほぼ雨が上がってしまったので、再び自転車に乗って帰宅したカフェラテのグランデを頼んだので、飲み切れないものを片手に持ちつつ自転車をこいだ。カップは途中で捨てる場所もなく、家に持ち帰った。

 翌日は休日。カップを捨てようとして、そのカップがとても丈夫なのに気がついた。このまま捨てるのももったいないなぁと思って自分で入れたコーヒーとミルクを注いで飲むこととした。暑い夏の一人暮らし。当然すっぽんぽんで生活している。じーじのすっぽんぽんなど、人に見せられたものではないか気楽なリビングAloneである。使った後のカップでコーヒーを飲んでるとスタバ気分。スタバで飲んでるのと違うのはじいじがすっぽんぽんと言うことだけ。しかし気楽なもんです。

 あなたもスタバのカップを持ち帰ることがあったら、何度か使って家でのスタバ気分味わってみてください。ちょっとしたアイディアも浮かぶかもしれませんよ。

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