単身赴任後の初揚げもの じいじのliving alone

 一人暮らしを始めて思うのは、自分一人のために料理をするのがめんどくさいなぁということです。どうしても買ってきたお惣菜や冷凍食品に一手間かける程度で、日々の食事を済ませてしまっています。特に自分のために揚げ物をするなんてことはめんどくさすぎて、やっていませんでした。

 今回平日の単身赴任を開始してから初の揚げ物をしました。先日トンカツ用の豚肉を買ってきて作ろうかなぁと思ったのですが、その日はどうもその気にならずに冷凍庫へ直行。一週間ほど置いてましたが、まぁちょっとそろそろ使おうかと言うことで冷蔵庫に移してじんわり解凍できたところで調理となりました。

 衣をつけるのに小麦粉や卵液をつけるのも面倒なので、これだけつけとけば大丈夫と謳われたパン粉を買ってきて利用しました。お肉に塩胡椒をして、これだけでオーケーのパン粉を押し付けるようにして肉の周りにつけました。揚げ物用の鍋に油を少なめに入れて(使うのが豚肉なのですぐ処分するつもり)コンロに乗せました。温度設定ができるコンロなので180度に合わせ温度が上がるのを待ちました。ピピと音がして火力が落ちたところで、少しずつお肉を投入。十分火を通そうとそれぞれが5分間は油の中に入っているように回しながら揚げました。家で料理をするのと違って一人暮らしだと揚げるたびにどうしても食べちゃうんだよね。いやー、しかし揚げたてと言うのはお惣菜をチンして食べるよりもやっぱりおいしいですね。

 使用し終った油に固めてぽいの商品を混ぜ込んで固まったところでぽい。油の処理は、油を吸収させるタイプよりもこちらの方が便利なような気がしますね。衣づけのところをかなりはしょったのですが、やはりパン粉が多少周りに飛び散ったりと調理後の後始末はちょっと面倒かな。しかし、ときには油物が食べたくなるので、これからは野菜の天ぷら等もちょいちょい作っていこうかなと思った次第です。

 ところで、世の中痩せてることがいいように言われる風潮がありますが、年寄りにとって筋力を維持すると言うことがとても大切です。特にタンパク質を充分摂取するとともに、体を動かして筋肉が細って行かないように注意しておきたいものです。よく言われるフレイル予防ですね。特に一人暮らしになると、ついつい食事がいい加減になってしまうので、その辺は注意しておきたいところです。ちなみにフレイル予防に一番利用されている漢方薬は、人参養栄湯あたりでしょうか。年寄りはうまく漢方薬を利用すると体調維持をしやすくなりますよ。漢方にも興味を持ってくださいね。

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